第98回九尾杯優勝PT
はい、今回初めて参加した九尾杯で使用したのは上記のPTです。
結果はなんと、
予選全勝で1位抜けからの完全優勝!!
いやー嬉しかったですね^^
レートではこのPTでシーズン7においてレーティング:1805、ランキング:47位の成績を修めていたいたのでそこまで悪い結果にはならないだろうと思っていましたが、このパーティは様々な要素を取り入れつつ自分でオリジナルに組み立てた構築なので、喜びも一入です。
さて、それでは肝心のPT紹介に入りましょう。
ポケモン | 特性 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
---|---|---|---|---|---|---|
ラティアス | 浮遊 | ハバンの実 | 竜の波動 | 電磁波 | 甘える | 羽休め |
ヒードラン | 貰い火 | ゴツメ | 火炎放射 | めざパ氷 | ステロ | 吠える |
霊獣ランドロス | 威嚇 | 残飯 | 地震 | 撃ち落とす | ビルドアップ | 身代わり |
ハッサム | テクニシャン | 鉢巻 | バレパン | 蜻蛉 | 燕 | 寝言 |
ライコウ | プレッシャー | 光の粘土 | ボルチェン | 毒 | リフレク | 光の壁 |
スイクン | プレッシャー | カゴの実 | 熱湯 | 吠える | 瞑想 | 眠る |
努力値:156-0-84-4-12-252
実数値:175-*-121-131-152-178
ライコウローブ・雨・蜻蛉ルチェンギミック・バシャーモに対する駒。
配分は最速にしつつHBに振り、バシャの意地珠飛び膝2連最高乱数以外耐え。
シャドクロ持ってたらお通夜。
持ち物は控え目眼鏡ラティオス以外の流星群を耐えることを活かしたハバンで、竜対面から電磁波や甘える、竜の波動を撃ちやすくした。
技はこれ以外に考えられない。昔は甘える→サイキネ・竜の波動→流星群で使っていたが、壁を貼られるとブシンをサイキネで落とせず、流星群のC下降が響くことが多かったことからこの構成に落ち着いた。
ちなみに自己再生ではなく羽休めなのはかつてミラータイプ型で使っていた名残。自己再生でもほとんど問題ないが、たまに情弱が羽休めに合わせて地震を撃ってくることもあるので(浮遊なので羽休めしても地面技は当たらない)羽休めにすることをお勧めする。
この構成の最大の利点はバンギに狩られないこと。基本有利対面では電磁波を撃つため、電磁波→甘えるで大体のバンギからは安全に逃げられる。
電磁波・甘えるが入ったバンギはランドの起点。
注意が必要なのは、竜の波動ではほとんどの竜を一撃で落とすことはできないこと。グドラレベルでも耐えられるので単体で雨を見れるわけではないことには注意。
Bに回した努力値をすべてDに回すと控え目眼鏡グドラの雨ポンを高乱数2耐えするので環境によってはそっちの方がいいかも。
努力値:196-0-16-20-20-252
実数値:191-*-128-153-129-141
ノオーガブ・クレセドラン・起点構築・蜻蛉ルチェンギミックに対する駒であり、ステロ吠えるがあるため余裕があればなるべく選出したい。
配分は最速・意地鉢巻カイリューの逆鱗を2連続最高乱数以外耐え・DL対策のD>B・残りC。
持ち物は物理竜に対するめざ氷の若干の火力不足を補い、ハッサムに繰り出したときに蜻蛉をされてもダメージレースで優位に立つためのゴツメ。
ガッサのスカーフ馬鹿力を意識したヨプで使っていた時期もあるが、ハッサムの鉢巻馬鹿力では落としてくれた方がランドの起点にできるので裏目に出ることもある。
技構成は非常に悩むところ。こいつは欲しい技が多すぎる。挑発も欲しいし大地もあって損はないし竜波が欲しいときもある。その中で優先順位の高いものから入れていくとこうなる。
竜波だとマルスケカイリューに確1.5にならないためめざ氷が必須。
炎技は噴煙で使っていた時期もあったが威力を重視して火炎放射にした。
こいつは「ガッサより速くガッサに対して有効打をもつ鋼」だと思ってるので、25%の負け筋を作るマグストは採用したくない。
文字・オバヒはミラーになった際のPP的にアウト。
努力値:100-116-28-0-12-252
実数値:177-180-114-*-102-157
カバドリ・バンドリ・物理竜・脱出雨・受けル・ポイヒガッサに対する駒であり基本選出の一角。
配分は最速・Hを16n+1・図太いB252ラッキーをビルド1積み地震で確2・残りBDに振り分け、Bが偶数になるように。
ナットのジャイロを意識してBに厚くした配分でもいいかも。
持ち物・技構成はテンプレビルドランドと同じ。
これを化身ではなく最速グライオンより遅いというデメリットを負ってまで霊獣でやる意味は、威嚇のおかげてビルドランドとしての使い方に囚われない使い方ができる点・化身よりも身代わりを残しやすい点・対脱出雨など、非砂下での火力の維持ができる点にあります。
特にガブリアスが重いので威嚇による物理耐久と素の火力のある霊獣ランドは重宝しました。
いきなりビルドを積み始めるのではなく、安定行動として身代わりを残して受けにくるポケモンを削りつつ、ビルド地震で突破できるようになったら積んで一気に崩していくという使い方が多い。
なくても動けないことはないが、アスやライコウのサポートがあるとかなり動きやすい。
努力値:236-76-108-0-76-12
実数値:175-176-134-*-110-87
対面構築・その他マンムー入り・テクニガッサ・ランクルスに対する駒。
配分は意地っ張り鉢巻ヘラのインファイト確定耐え・A11n・ラティの眼鏡流星群1.5耐え・残りS。
必要な立ち回りをするにはどうしても鉢巻である必要がある。
火力的にもそうだしランクなどのトリックに対するアドという意味でも必要。
HAぶっぱの鉢巻が多いかもしれないけど、個人的にBに振った方が使いやすい。
むしろもっとB振りたい。
技構成はテクニガッサを意識したバレパン蜻蛉燕寝言。
ポイヒだけなら寝言いらないんだけどテクニ相手にするには寝言が必要。
また、裏のガモスに対して2/3でアドが取れるように残り一枠は燕返しを採用。
対面構築に対してマンムーハッサム対面を作ったら基本的に燕を撃つ。
壁貼ってからだとより動きやすい。
努力値:204-0-4-12-36-252
実数値:191-*-96-137-125-183
壁貼り・毒撒き役にして基本選出の一角。
配分は最速HSベース。
C137なのは誰かに対するボルチェンのダメージが上がったからな気がしたけど忘れた。
持ち物に関しては議論の余地はない。
ボルチェン・両壁の残りに何を採用するかだけど、めざ氷・めざ炎あたりがメジャーなんだろうけど、ボルチェンを採用する以上ブルンゲルに対して有利をとるためには毒が必要で、また、カバドリに選出する際やポリ2に対しても毒を打ちたい場面が多いので毒を採用。
このパーティではライコウを使い捨てにせず、無理に両壁を貼らずに片方だけ貼ったら温存しておき、サイクルを回してもう一度ライコウを繰り出し、そこで両壁を貼るという立ち回りをすることが多い。
蓄電ライコウはよ
努力値:236-0-196-4-4-68
実数値:205-*-176-111-136-114
汎用性が高く、選出率No.1の基本選出の一角。
配分は図太いHBベースで数値の見た目を美しくするためだけにHからBに努力値を回してBを11nにした。そこに理論的な説明は一切ない()
対スイクンとしての意識が強く、できれば零度スイクン対策に身代わりが欲しかったが、吠えるの汎用性に惹かれた。
個人的に零度スイクンの評価が低いというのもある。
勝率8割を目指すには試行回数を5回稼がないといけないとか無理でしょ。
流星群が外れる感覚で零度が8発全部外れると考えるととてもじゃないが採用できないと思ってる。
零度スイクンは水技+神速で襷ドリュ・冷B+神速でがーちょんぷを落とすためのポケモンであって零度はおまけ。
吠えるスイクンの強さは他の人のブログでも色々書かれてるし、今更俺が何か語るまでもないかな。
上述したとおり、基本選出はこの犬3匹。
これがとにかく強い。
ライコウの壁からの積みサイクルみたいなこともできるし、一匹一匹の能力が高いので壁を貼りつつ普通のサイクル戦を行うこともできるんで色んな構築に対して有利を取れる。
基本はこの3匹か、どれかが抜けてハッサムが入ってくる感じの選出。
カバドリやバンドリに対してはこの基本選出ができるので、九尾杯ではカバドリバンドリと多く当たれたのはラッキーでした^^
長くなりましたが、この記事はここまでです。目を通してくれた方々、どうもありがとうございます!
次の記事からはテンプレパに対してどのように立ち回るかを具体的に紹介していこうと思います。
ではまたノシ