カントーカップ振りかえり
まだ続いてるカントーカップですが、一足先に離脱したんで記事にしました。
結果の方は155戦で1755でフィニッシュ。ただし実家の回線がgm過ぎて除外の可能性が微レ存とかいうレベルじゃなくある。
厳密にKPや型のメモをとったわけではないので体感になりますが、今回の大会を振り返りたいと思います。
まずは僕が使用した構築の詳細から
ポケモン | 特性 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
---|---|---|---|---|---|---|
ニドキング | ちからずく | 襷 | 大地の力 | 冷凍B | 不意打ち | ステロ |
カイリュー | マルチスケイル | 鉢巻 | 逆鱗 | ドラクロ | 馬鹿力 | 神速 |
カビゴン | 厚い脂肪 | カゴ | 恩返し | 噛み砕く | 鈍い | 眠る |
ヤドラン | マイペース | ゴツメ | 熱湯 | サイキネ | 冷凍B | 怠ける |
ゲンガー | 浮遊 | 黒いヘドロ | ヘドロ爆弾 | 金縛り | 挑発 | 身代わり |
ニョロボン | 貯水 | オボン | 熱湯 | 冷凍B | しんくうは | アンコール |
努力値:20-4-0-172-60-252(せっかち)
実数値:159-113-73-127-103-150
ステロ要因。
技の意図としては、ステロとカイリューの起点となるのを防ぐための冷Bまでが確定。残りはパルの起点になるのを防ぐために10万か大地が必要だったが、初手にゴローニャやニド夫妻とのミラーになることを考えると冷Bでは火力不足であるため、またレアコイルに対する強力な打点となるため大地を採用。
残り1枠が10万か不意打ちかで迷ったがゲンガーやフーディンに強くしたかったため(あくまでないよりはマシ程度のものだが)不意打ちを採用。ゴローニャやプテラなんかに打つことも。
ただやはり10万が欲しい場面はそれなりにあった。
選出率はおそらくNo.2で、カントーカップの環境でのステロの刺さりっぷりを確かめる結果となった。
ちなみに初手にステロ撒き役どうしが対面した場合皆さんはどうしてますかね?
おそらく正解となる選択肢は殴ることです。多かったのが襷ニドキングとイバンゴローニャの対面ですが、ここでゴローニャがステロを撒いてくることが非常に多かったですが、こちらが殴って頑丈を発動させると次ターンにステロが安定行動となってしまいます。最悪不意打ちで襷を温存したまま突破される可能性もあります。一方少ないながらも強い人と当った時はやはりというべきか、初手地震から入ってきました。これをやられると択が生じますよね。お互いHP1ですが、不意打ちを選ぶとステロやイバン不意打ちを選ばれた時に形勢不利で、ステロを選ぶとイバン地震を選ばれたときに不利になります。相手はイバンならば確実にこちらのニドキングのHPを1にし、ステロを撒くというところまではできるので、初手はゴローニャサイドは殴った方が有利に働くことがわかっていただけたと思います。正直イバンの存在を失念していたので、この枠はゴローニャでも良かったのかなと思ってます。
努力値:68-172-12-0-4-252(陽気)
実数値:175-176-117-*-121-145
最速鉢巻カイリュー(inプレシャス)。配分は特に何を意識したわけでもなく、数字の綺麗さを求めたもの。Hは16n-1・ADが11nという綺麗な値。正直ぶっぱの方が強いんだろうがこれはこれで気に入ってる。今回ニドキングの不意打ち+はやあしダースのめざ氷を1残して耐えるというファインプレーをしてくれたのはとても嬉しかった。
で、真面目なこと書くと、この構築では鉢巻でよかったと思うが、今回カイリューが一番輝けたのは意地HA軸の逆鱗/炎P/神速/竜の舞@ドラゴンジュエルの構成だったんじゃないかな。鈍いを積むカビゴンが多く、冷Pを持っていることは少なかったので、ステロ+1積み恩返しを耐えることができ、ヤドランの受けを許さないこの型で相手のサイクルを崩す、または全抜きを狙う使い方が適切だったように思う。
Dジュエルカイリュー+カイリキー+なんかしら特殊の選出だとラキヤド・カビヤド選出は相当苦しいと思う。
努力値:172-84-108-0-140-4(意地っ張り)
実数値:257-155-99-*-148-51
鈍い眠るカビ。選出率No.1で数多くの勝利に貢献するとともに、急所・追加効果により同じくらい敗北にも貢献したMVPでもありA級戦犯でもあるポケモン。
基本的にニドキング+カビゴン+ヤドランの選出をすることが多かった。回復ソースが眠るでSも遅く、耐久がギリギリのこいつは必然攻撃を被弾する回数が増え、1回の急所や追加効果の発動が負け筋に繋がることが多かった印象。机上論では強かったんだけどね・・・
こいつは一応晴れの方も見させてたんでけど、眠り粉全然避けないし収穫ナッシーに起点にされるしで、こいつ単体で思ったほどの活躍はできなかった。あくまでキュウコン+葉緑素アタッカーを見れるポケモンでしかないことには注意が必要。
あとヤドランはこいつ単体じゃ積みの起点にできないことにも注意。Dダウンだけでなく眠りターンのサイキネのダメージ+ゴツメでガリガリ削れていくので1撃で落とせるまで積んでもその後ろにいる、そこそこの火力しかない特殊アタッカーの攻撃でも割と圏内に入る。僕は自分のヤドランで火傷させ、どこかで回復を挟まなければ落ちてしまうというタイミングで眠るを選択することで無理やり起点にしてました。
努力値:244-0-156-0-108-0(生意気)
実数値:201-*-165-120-114-31
ゴツメマイペースヤドラン。トリルガラガラを意識して最遅にしたが、絶対速くした方がよかったと反省。役に立ったことといえば、ヤドランに変身したメタモンが1積みカビゴンよりも遅かったということくらい。マイペースにしたのはあからさまにカイリキーが増えるのでその対策を明確にしたかったため。
再生力は回復を挟む必要がないので攻撃してればサイクル有利に運べるが、マイペースだと回復しないと次サイクルで受け切れなくなるため、回復を選ぶ状況が多いのでステロを撒かないとサイクル不利となることに注意。
技構成はカイリューに撃つ冷B・カビゴンやサイドンなどに撃つ熱湯・この環境で一貫性のたかいサイキネ・回復技の怠けるでした。
努力値:204-0-44-4-4-252(臆病)
実数値:161-*-86-146-96-178
ヘドゲン。思ったよりは選出しなかった。が、カビゴンと合わせると晴れエースを封じれたりラッキーやカビゴンを起点にしたり、事前に想定していなかった天然ピクシ―にも戦えたりとかゆい所に手が届く存在だった。
努力値振りはテキトー。H16n+1・最速・残りBという大雑把なもの。今にして思うとSをあえて遅くして同族に対してシャドボを後攻で封じれるようにするべきだったかも?
技構成はこれ以外ないかな。同族には弱いけどみがしば挑発までを確定にした時こいつに見させたいノーマルに通る技があった方が良いのでヘド爆。
選出した時は仕事をしてくれた印象。鉢巻カイリューが多かったのも活躍できた要因の一つ。
努力値:212-0-4-252-20-20(控え目)
実数値:192-*-116-134-113-93
選出回数が両手で数えられるほどしかなかった今回の反省枠。
見た感じで壁構築っぽかったりカイリューがパルに起点にされても確実に止めれたりするのが強いと思ってたけど、全然そんなことなかった。選出する暇が与えられない。まあよっぽど刺さってたら選出したから選出した時の勝率はよかったけど、アンコするならフーディンでいいし、パルはそもそも破らせないことができていたので必要なかった。完全にいらない子。
どうでもいいけどニョロボンに進化した途端に臭そうな色になるのはなぜなんだ?
まあ構築に関してはこんなところですね。事前に予測した通りステロがいい働きをしてくれ、パルに破る暇がないというのも予想通りでした。誤算だったのは思いの外ヘドゲンが少なく普通の襷道連れや珠ゲンガーが多かったことと、天然ピクシ―の存在でした。ゲンガーはヘドゲンにばかり気を取られ、普通の襷ゲンガーに道連れされると辛かったり(カビゴン落とされるとキツイからニドキングを使い捨てにできない)ピクシーに小さくなる瞑想積まれてアシパで3タテされたりなんてこともありました。
カイリューはこれだけステロがあっても健在でしたね。まあこちらがカイリューには厚いのでそこまでタテられることはありませんでしたが、HA軸のやつだと動き方が難しかったです。
あと確率的に安定しない運ゲに頼った構築が目立ったのも印象的ですね。マルマインやサンダースで不利対面から威張ってきたり、眠り粉や催眠術を連続で何回も当てることを前提とした動きのフシギバナやゲンガーなんかがいたり、ダースやサンダーが平然と雷を打ってきたり、正直想定の範囲外の出来事の連続でした。
まあフリー勢も多いだろうし、そのくらいのことは想定するべきだったのかもしれませんね。
あとは投げじゃないラッキーは一度もみませんでしたね。なんだかんだ投げてくる奴しか出会いませんでした。
そしてフーディンにやられることが意外と少なかったかな。せっかくのマジガなのに襷持たせないで珠持たせてたり、アンコもなかったり、めざ氷なかったりと僕が警戒していたような型は全然見ませんでした。正直思ったほどの脅威にはなってませんでしたね。
ステロ撒く奴(ラッキーはちょっと属性が違うので除く)の個体数としては最終的にはゴローニャ>ダグ>プテラ≧ニドキング>>>ニドクインの印象。ニドクインはホント全然見ませんでした。選出されたことは3回くらいかな?イバンゴローニャが最も多く、次点で置土産のあるダグが続いている印象でした。
ゴローニャが多かった要因としてはおそらく襷を他に回せるというのが一番大きかったんじゃないかな。正直機能してなかったけど襷パルも何回か見たし、やっぱりきちんと組んでる人はフーディンに襷を回してることが多かったので襷を必要としないこいつが多かったのかな?
あとキュウコンの炎のジュエル文字って何意識なんですか?あれこの環境ではくっそ弱いですよね?正直「あ、襷でもないし毒みがでもないのか」ってなって楽ができた印象しかありません。
今回潜った印象も含めてもう一度組むとしたら、煮詰めてないけどイバンゴローニャ・Cにも少し振った投げラッキー・マイペースゴツメヤドラン・襷フーディン・HAドラゴンジュエルカイリュー・ヘドゲンて感じかなぁ。
まあもう作る気ないけど^^;
長くなりましたが、今回はこれまでです。記事を読んでくださった方がいましたらありがとうございました。