情弱整形外科医の対戦日記

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カントーカップ単体評価

まもなく開催されるカントーカップ
初代ポケモン赤緑をクラスのみんなとやっていた世代としては嬉しい大会ですね〜

今回はそのカントーカップの単体としての評価をしたいと思います。


初めに全国シングルでも猛威をふるっているこの2体から

正直にいってこいつら、特にパルシェンは動きにくいと思います。
主な理由は

  1. 明らかにステロ環境であり、積み技を使う暇がない
  2. 環境的にギャラクラスのAとCの種族値差を持っているポケモンでも特殊型の方が通りがよく、本来パルの起点にできたものができない

カイリューは初手に出しての鉢巻運用・パルは珠かスカーフにしてのエースストッパーとしての運用が関の山でしょう。

逆に僕が最も警戒しているのはこの3体です。

こいつらが本当に厄介。
フーディンはステロが効かないので襷を潰せず、こちらがステロ撒かれてからの展開が苦しいです(そういう意味でパルは最速スカーフのストッパーとして運用するのが最も効果的だと思います)
ステロ撒かれてから瞑想の起点を作られると安定して止められるポケモンがほとんどいないため、対処が辛いです。特に襷を温存しやすいため、鉢巻カイリューの神速で処理できない点が高評価。

スターミーはアタッカー・みがちい型の択が辛い。こいつは他の2体と違ってスカーフパルシェンに強いのが魅力的。逆に火力をあげる手段がアイテムしかなく、ラッキーで止まるのが残念。カントー環境ならみがちい型の1ウエポンはサイキネになるんじゃないかな。

ゲンガーはヘドゲンの環境への刺さり方が半端ない。ヘドゲンの流し性能とカントーカップ特有のステロ環境がマッチしてるし、砂・霰のオート天候がおらず鋼がほとんどいないのが本当に強い。
かといってレアコイルでこいつを見れるかっていうとそんなことはなくて、ヘドゲンでも鬼火を持ってるタイプだったり、普通のアタッカーで気合玉やめざ炎なんかを持ってるとそう何度も受けられませんよね。
まあ命中不安技が多いのでゲンガー側も辛いでしょうが


その他環境に刺さり気味だと思うポケモンはこんな感じ

サンダーはステロ撒いた後の10万+めざ氷の範囲が優秀で、晴れエースに対して弱くないのもポイント。HSラムで十分機能するかな。

キュウコンはまあそりゃそうですよねって感じ。天候を上書きされないんだし、裏のエースのサポートだけでなくこいつ自身の性能も全国ルールとは全然違う。

カビゴンは厚い脂肪による炎・氷耐性が強い。ゲンガーを厚く見たいならみがしば対策にノーマル技・炎P・噛み砕く・欠伸とかの構成でいいし、カイリキー誘って地割れ打つのも面白いし、小さくなる連中を見させたいなら鈍い眠る型にすればPP勝負で負けず、且つ積み技が物理よりなので鈍いさえ積んでしまえば持ち前のD耐久と合わせて素眠りのリスクがそこまでないのが偉い。

ニドキングはステロ撒く奴の中では最高評価。なぜかって初手カイリューが来ても問題ないから。プテラはエッジ持たせても命中不安がいや。ダグは置土産あるからワンチャンあり。ニドクインカイリュー・ギャラに初速から負けてるのが辛い。また、不意打ち覚える点もかなりいい。最初は毒びしギミック考えてたけど、フシギバナやこいつ自身みたいな毒タイプが結構いるので環境的に厳しいと感じたのでお蔵入り。


逆に注目されてるけどそんなでもないだろって思うのがこちら

ラッキーはこの環境絶対辛い。神秘の守りからドラゴンジュエルカイリューに繋げるのが全然アリな環境なので、それを明確に止められる手段がない以上負け筋に繋がるポケモンでしかないんじゃないかな。小さくなってもノーガードカイリキーいる以上小さくなるならスターミーの方が絶対強い。
まあステロ撒いて裏に珠パルとマイペースヤドラン仕込むならいいけど、それだとヘドゲンの起点になるともれなく3タテなので、ステロ・産み・サイキネ・シャドボとかいう型にしなきゃいけない。それでしっかりPT組める自信は俺にはない。

レアコイルも評価低いです。HB特化輝石にしても、ステロ撒かれてれば龍舞からの地震で乙だし、鉢巻炎Pや瓦で乱数2発・鉢巻馬鹿力や無振り大文字で確定2発。どう考えてもレアコイルカイリューを受ける前提の構築は弱い。


長くなりましたが、最後に自分の暫定的なPTのメンツだけさらして今回は締めくくりたいと思います。ここまで読んでくださった方がいましたらありがとうございます。