情弱整形外科医の対戦日記

Twitterアカウント@nagapoke_2nd

レッカランドロス軸


性格:慎重
努力値:212-4-36-0-244-20
実数値:191-166-115-*-144-113
持ち物:レッドカード
技構成:地震/岩石封じ/ステロ/毒々
HD:臆病リザードンの晴れオバヒを確定耐え
S:S1↓のガブリアス抜き
B:残り

元々ゴツメランドロスを愛用していたが、Z技がほとんど非接触であり、ステロ撒きの割にリザードンYに弱いのが気になったため考案した型。
リザードンや、自分より遅く殴ってもそれほど旨みのないポケモンと対面したらステロを撒き、自分より速いポケモンや上から殴ってリターンの大きいポケモンと対峙した場合は地震や封じで殴る。
上手くいけばレッドカードで出てきたゲンガーやリザードンを何もさせずに落とすことができる。
欠点としてはランドロスというサイクル向きのポケモンにも関わらずレッドカードを持たせているため相性有利のポケモンへの繰り出しから負担をかけたり蜻蛉返りから有利対面を作る使い方がほぼできない点。
技構成は上記の通り。毒はカバルドン対面で撃ちたいため採用した。
大爆発・地割れ・叩き落とす辺りの技は十分候補になるが、蜻蛉返りはレッドカードを持たせているため使いどころが難しく、他の型に比べて優先度が下がると考えられる。
積極的に出して行きたいPTはカバリザゲンガーがいるPT。カバには威嚇+毒で不利対面ではあるものの負担を与え、リザードンには対面したときのステロ選択の安定性があり、ゲンガーにも鬼火祟り目を耐えるため負担を与えることができる。
それ以外にも割と選出したいPTは多く、思いのほか汎用性の高い型になった。

PT考察
上述したとおりカバリザゲンガーを意識した型なので裏にこいつらを掃除するポケモンが必要になる。
最も意識するのはゲンガーで、ゲンガーを上から叩く手段のないポケモンだと道連れで殺されてしまう。
竜舞マンダ・二トチャリザードンXなど使ったが、マンダは凍える風が辛く、リザードンXはカプ・レヒレと併用してもカバルドンにどうしても有利が取れなかった。
カプ・レヒレと併用する前提ならばメガメタグロスが最適解か?

他にもやりようはあるのかもしれないが、ランドロスカプ・レヒレメガメタグロスを構築の基本とする。
カプ・レヒレは火力不足を補うためのカプZを採用し、バトンパへの安定解として黒い霧も採用した型をこれまで愛用してきたため、継続して使うことにする。

カプ・レヒレ@カプZ
性格:図太い
努力値:236-0-204-4-4-60
実数値:175-*-177-116-151-113
技構成:潮水/ムーンフォース/自然の怒り/黒い霧

メガメタグロスリザードンをステロ込みで落とすという役割を担っているため、X・Yどちらでも確定で半分削れる思念の頭突きは入れたいところ。
また、ゲンガー入りに投げることを想定しているためバレットパンチの採用は必須だろう。
さらにタイプ一致の命中安定技であり、ミミッキュに確定1発をとれるアイアンヘッドも採用したいところ。
残りの一枠が選択枠となる。
これはランドロスカプ・レヒレとの相性を考えるとナットレイカミツルギポリゴン2意識のアームハンマーか、ギルガルド意識の地震を採用したいところ。
後述する理由のため地震を採用。

メタグロスメタグロスナイト
陽気
努力値:156-92-4-0-4-252
実数値:175-177-171-*-141-178(メガシンカ後)
技構成:アイアンヘッド/思念の頭突き/地震/バレットパンチ

さて、この3匹の選出ができないときはどういうときか。
アームハンマーを採用した場合にはギルガルドメタグロスが、地震を採用したときにはナットレイカミツルギが相手PTにいた場合この選出をするわけにはいかないだろう。
また、クレセリアがいる場合もこの選出は非常にしにくい。
これだけを見るとメガフシギバナが刺さっているように見えてしまうが、実際にはゲンガーがいるだけで選出できなかったり、フシギバナミラーも運しだいになってしまったりと、選出しづらいことこの上なかった。
そのためメタグロスでは地震を採用し、ナットレイカミツルギを上から炎技・格闘技で殴れゲンガーにサイクルカットされないポケモンを探すことにした。

候補はボーマンダバシャーモあたり。
メガ枠が空いているのでボーマンダをひとまず採用する。

ボーマンダボーマンダナイト
性格:陽気
努力値:164-4-4-0-84-252
実数値:191-166-151-126-121-189(メガシンカ後)
技構成:八つ当たり/火炎放射/竜の舞/羽休め

相手のポリゴン2クチートメガヤドランカバルドンが重い。物理受けのポケモンにはうまくランドロスで毒々を入れられれば良いが、そうでないと単体での突破は難しい。
龍舞を切り毒々身代わり羽休めの型もあるにはあるが、龍舞マンダのエースとしての能力を犠牲にしすぎている上、なにより範囲が非常に狭い。
裏に耐久ポケモンを起点にできるポケモンを配置するのが現実的であろう。
カバルドンについてはあくびの次のターンに羽休めをすることでミストフィールド下ならば眠らされないことから、マンダでも頑張れないことはないので、それ以外の物理受けは特殊技を攻撃技に持っているものばかりである。
つまり中速のポケモンで瞑想を積むのが以前より存在する対策だ。

今回ここに地雷枠を用意した。
それがこれ↓

カプ・テテフ@クサZ
性格:控え目
努力値:236-0-108-4-4-156
実数値:175-*-109-166-136-135
技構成:サイコショック/ドレインキッス/瞑想/アロマセラピー
ガブリアスの逆鱗やマンダを受けに来た物理受けを起点に瞑想を積み、アロマセラピーZ・ドレインキッスの体力回復により詰めていく型。
スイクンクレセリアに比べて物理耐久が心許ないが、その分回復手段には優れている。
また、メタグロスの思念の頭突きを強化し、リザードンYならば1発で落とせるようになるのもGood。
ギルガルドの処理ルートとしてメタグロスランドロス地震で負担をかけた後、テテフのサイコフィールドで影うちを防ぎつつとどめを刺す、役割集中も苦しいながら可能。
メタグロスボーマンダ双方との相性から採用に至った。

これで5枠決まったが、ここまででクチートをひたすら無視して進めてきたので残りの枠で対策。
ボーマンダメタグロスともに火炎放射・地震クチートに対する打点はあるので、必要なのは確実な繰り出し性能と両者の圏内まで確実に削ること。
既にZ枠は2匹おり、以前ゴツメランドを確定選出として構築を組み、Z枠を3枚入れた構築を使ったときに不自由さを感じたので非メガ非Zの枠で考えると、テッカグヤが適任か。
テッカグヤを入れる割には電気無効枠がレッカランドロスしかいないのがやや気になるが、ギルガルドにもある程度強く、クチートを削る性能にも長けているため採用を決めた。

テッカグヤ@食べ残し
性格:腕白
努力値:164-4-220-0-20-100
実数値:193-122-166-114-124-94
技構成:ヘビーボンバー/火炎放射/宿り木の種/身代わり

技構成だが、ギルガルドクチートを意識するためやどみが+地震or放射まで確定。
ヒードランを意識すると地震の方がよいか?
残りをヘビーボンバー・火炎放射・エアスラッシュ・岩技あたりが候補か。
いずれにせよ決め手に欠けるのでひとまずはS1で使っていたヘビーボンバー・火炎放射・宿り木・身代わりの型で使用。

ひとまず1750で700位くらいには上がったものの、来月から忙しくなるのでPTさらし。
この歳になると自分が上を目指したい気持ちはあるものの、それ以上に若い人たちポケモン対戦の奥深さ、楽しさをわかってもらって風化させずに興味を持ってほしいという気持ちの方が強くなりますね。
「○○ばっかりでつまらない」ってのはその○○にあたるものの対策を考えることの放棄でもあります。
そこで止まらずにそれを対策し、考えた通りに対策が決まったときの楽しさ、爽快感を味わってほしいです。
冒頭でも書きましたが、レッカランドは環境に多かったリザードンを対策するために考え出したもので、実際にうまくハマってくれました。
まだ結果を出したとは言えない状況なのであまり説得力を伴えないのが口惜しいですが、皆さんも新しい可能性を生み出し続けてください。

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