情弱整形外科医の対戦日記

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カントークラシック使用構築

私事ですが、本日医師国家試験の合格発表があり、無事4月から医師として働くことができるようになりました。
また時間さえあればポケモンをやり、ブログも書いていこうと思います。

さて、先日開催されたカントーカップに参加していたのでその結果と使用構築を報告したいと思います。
終戦績は24勝5敗、最終レートは1775で53位という結果でした。

なぜ29戦しかしていないのかというと、切断された際になぜか無効試合扱いとなったためです。
それさえなければ1789の31位という結果だったのでなんとも悔しい結果ですが、見たところ他にも同じ状況の人がいるみたいなので、そこも含めての結果と割り切るしかないですね。
さて、使用構築です。
この構築を用意するにあたり、何人か意見をもらい、中でもくろーぜひめ(男)とは個体準備も一緒にしました。この場を借りてお礼申し上げます。
ちなみにこいつはテザリングが雑魚だったのか、回線不良により0回戦敗退。

ポケモン 特性 性格 技1 技2 技3 技4 備考
カビゴン 厚い脂肪 意地っ張り 恩返し 追い打ち 地割れ 吹き飛ばし AD振り
ヤドラン 再生力 図太い サイコキネシス 冷凍B 怠ける どくどく HB振り
カイロス 怪力バサミ 意地っ張り シザークロス 地震 やまあらし 剣の舞 HA振り
フーディン マジックガード 臆病 サイコキネシス エナジーボール スキルスワップ 自己暗示 CSぶっぱ
ニドクイン 力ずく 穏やか ヘドロウェーブ 10万ボルト 大地の力 ステルスロック HC軸
ピクシー 天然 穏やか アシストパワー 瞑想 小さくなる 眠る HD軸

カイロスと聞いて驚いた方もいるでしょうが、理由は個別解説にて説明します。
以下、個別解説です。
カビゴン

努力値:108-156-4-0-236-4
実数値:249-165-81-*-160-51
解説:フーディン絶対殺すマン。
追い打ちをフーディンスターミーあたりにぶち込むのがお仕事。
調整はフーディンのショック2耐えと気合い玉2耐えをなるべく両立できるようにした感じ。慎重でもよかったかもしれない。
のしかかりも捨てがたかったが、ピクシーのコスモパワーを考慮すると対策として不十分であり、地割れを入れることにしたため威力をとって恩返しに。
のしかかりの麻痺ワンチャンがあれば変わった試合もあるが、基本的に意地っ張りなら恩返しでよかったと思う。慎重ならのしかかりでよいと思う。
吹き飛ばしは死に際にカイリュー投げられたときに数回使った程度。

ヤドラン

努力値:244-0-156-4-84-20
実数値:201-*-165-121-111-53
解説:主軸。如何にヤドランを使うかがカントークラシックのキモだったと思う。
ヤドランで物理を受けつつ、ステロとヤドランの技で相手の特殊を削り、その特殊をカビゴン・ラッキーなどを使いながら流していく、という試合ばかりであった。
毒を入れたのはサンダー対策。サンダーにはステロは刺さるが羽休めがあるためサイクルだけでは負荷をかけにくい。
そのため毒+怠けるという遂行ルートにもなり、サンダーへのサイクル上の負荷を増やすことのできる毒を採用した。また、サンダーへ居座って毒を入れる立ち回りをせざるを得ない場面が絶対にあると思ったので、Dにも少し振り、Cぶっぱサンダーの10万を確定で耐えるようにした。
というか、電気タイプを呼ぶヤドランに電磁波はクソ。
それと、フーディンにも言えることだが、エスパー技はショックの方が良かったかもしれない。

カイロス

努力値:244-220-28-0-4-12
実数値:171-190-124-*-91-107
解説:カビゴン崩し。
カビゴンやラッキーは絶対多いとわかっていたので、そこから崩す役が欲しかった。
カイリキーでもよかったが、カイリキーはヤドランに受けられ、かつ負荷をかけられないのでカイロスを選択。
こいつのいいところは、受けられるのが飛行タイプだけだという点。
つまりステロを撒いた後にこいつをカビゴンと対面させれば、明確に相手のPTにダメージを蓄積させることができるのだ。
また、鈍いカビゴンに対してインファイトを撃つと返り討ちになってしまうため、耐久が下がらず鈍いによるB上昇を無視できるやまあらしを選択した。

フーディン

努力値:4-0-0-252-0-252
実数値:131-*-65-187-115-189
解説:特殊エース。
ショックではなくサイキネにしたのは今大会で2番目に大きかったミス(1番はカビゴンの地割れのPP増やしてなかったこと)。
どこをどう考えてもショックの方が良かった。反省。
スキスワ暗示フーディンなんて使ったのは俺くらいだろうと思うので軽く説明。
まあ言わなくてもわかると思うが、ピクシー対策。
スキスワで天然を手に入れた後に自己暗示で能力上昇も手に入れれば相手が必死こいて上げたステータスを奪えるという寸法。
そもそもフーディンエスパー技ぶっぱなす生き物で、後はシャドーボールエナジーボールがあれば他でカバーできるので2枠空いている。
そこに攻撃技やら瞑想やら再生やらアンコールやらを入れるのももちろん有用なのだろうが、ピクシーがどう考えても最強の環境なのでピクシー対策に使うことにした。

ニドクイン

努力値:204-0-4-148-60-92
実数値:191-*-108-114-124-108
解説:ステロ撒き兼電気受け。
ニドキングでなくニドクインにしたのはあくまでヤドランをPTの中心と据えたため。
ニドキングの方が確かに不意打ちや種族値の差から火力という面で分があるが、あくまでヤドランからの引く先としての役割を考えるとニドクインに軍配が上がる。
調整はフーディンサイコキネシス耐えまでHDを振り、Sを最速ゴローニャ抜き抜き、残りをC。
大地は冷Bでもいいと感じたが、初手でニドキングと対面したときに相手の大地を耐え、こちらの大地で一発で落とせたことが2戦あったこと、カイリューはヤドランやピクシーがいることから大地でいいと感じた。

ピクシー

努力値:244-0-92-4-156-12
実数値:201-*-105-116-143-82
解説:今環境最強ポケモン
瞑想ではなくコスモパワーにしたのは、ピクシーミラーにおいてはどちらでも関係なく、のしかかりカビゴンでしか対策してないぬるい連中をわからせること、更にいうならカイリューが鋼技を持っていた場合Bも上げないと辛い場面がくると予想していたため。
小さくなるの回避に頼って勝ったのは1戦のみ、それ以外にピクシーで勝ったのはコスモパワーで詰ませた試合ばかり。
穏やかなのはピクシーミラーのときにムーンフォースを3耐え(乱数)したいため。
B調整がなんだったかはよく覚えてない。思い出したら追記する。

以上になります。
カントークラシックという大会のルールは肌に合っていたのか、とても楽しくやれました。
もう公式でこのルールが使われることはないのかもしれませんが、もし友達同士でやるときなどに参考にしていただければ幸いです。