零度スイクン
はい。ポケモンの単体考察をします。単体考察記念すべき第1号は使うにしろ使われるにしろ誰もが苦しめられたことのある、絶対零度を使うスイクンです。
最初に断っておきますが、主観100%なので異論があることは承知してます。
最初のPT紹介の記事でちらっと書きましたが、僕の零度スイクンに対する評価はかなり低いです。
というか、一部の例外を除いて一撃必殺を当てることを前提としたポケモン自体の評価が低い。
決してスイクンが配布されたときにマイオナしてて唯一神を選んでしまったひがみではありません()
それはなぜか。
それは僕が目指す勝率に関係しています。
僕はレートでは1800を1つの目安にしていて、ここに行くには完璧に立ち回った時の勝率が8割必要であると考えています。
実際にはプレミが絡んでくるので実際の勝率は7割5分くらいになり、これをキープすれば1800にいける、と考えています。
では絶対零度を当てる前提の立ち回りをしたときにこの勝率を満たすには何回の試行が必要か。
命中3割の技が1度でも当たる確率は、2回の試行で51%、3回の試行で65.7%、4回の試行で約76%、5回の試行で約83%です。
これを戦術と呼べるほどのものにするには少なくとも4回の試行をする必要がありますが、果たしてそれが可能でしょうか?
また、零度を撃つ相手というのは基本的に耐久の高いポケモンだと思いますが、その裏のサンダーやボルトロスなどにも一貫(と呼べるかは微妙ですが)するというのが採用理由だと思います。
ですが、サンダーやボルトロスに4回試行するということはこいつらに対して裏でそれだけの回数受け出しする必要があるということです。
それがどれだけ難しいかは想像するに難くないでしょう。
それだけでなく、問題は仮にサンダーやボルトロスに当てたとしても、こんどは本来の役割として耐久水にも絶対零度を当てる必要があります。
つまり、零度スイクンは絶対零度を2発当てることを前提としたポケモンであると言えます。
もちろんサンダーやボルトロスに対しては読んで冷Bを撃てばいいのかもしれませんが、じゃあ居座られたらどうすんのって話ですよね。
また、耐久水に身代わりをもたれたらそれだけで破綻しますし、そもそもスイクン・サンダー・ライコウと、仮想敵になりうるポケモンにプレッシャー持ちが多くただでさえ少ない試行回数が更に少なくなりやすいのも問題です。
まとめると
- そもそも確率的に難がある
- ある程度戦術と呼べるものにするほどの試行回数を稼ぐのが難しい
- 仮想敵にプレッシャー持ちが多い
- 対策をしようと思えば比較的容易
この4点が零度スイクンの評価が低い理由です。
まあ試合数の少ない大会で使ったり、1700を目標とするならアリかなって程度の評価ですかね。
読んでくださった方がいましたらありがとうございました〜
じゃあのノシ