疑似シングルファザーになった話~届かなかった高み、相棒ポケモンの勧め編~
盛大なネタバレタイトル。
レート2000目指して頑張ったけど、やっぱり無理だった。
死ぬ気になるのが遅すぎた。
シーズン17の前半調子が良かったときもあった。
割と早い段階で1909、暫定99位まで到達したときはこれ2000現実的に目指せるんじゃないかと思ってた。
でも届かなかった。
なぜか?
そんなのわかりきっている。試行錯誤が足りないからだ。
最後だからと思って800戦潜ったけど、眠すぎて全然集中してなかった試合が多く、十分に反省できなかった。
俺は天才じゃない。
何度も何度も失敗を繰り返して、その失敗を反芻していくことでしか学べない。
色んなメジャーな構築を自分で使ってみる、もしくは使っている実況者の放送・動画を見て、何がその構築の弱点かを体験する。
そうしてその弱点を本構築に還元する。
それが昔からやってきたやり方だった。
その時間が俺の能力に見合った分には足りなかった。
最高レートは1963?1961?そんくらい。
それ以上いけなかったのはリザグロス構築に対する見立てが甘すぎたのが敗因。
やり方自体は間違ってなかったと今でも思う。
間違ってたのは、勝手にライコウに見切りをつけて、勝手にモチベーション落とした過去の自分。
慌てて数だけこなしたってそんなんじゃ足りない。
昔、ポケモンは数値だ~とかほざいてた時期もあった。
でもそれだけじゃダメなんだよ。
それは勝てているときの理論なんだよ。
負けが込んだとき、仕事が忙しくなったときに、ただ数値を追うゲームだったらそれに執着しない。
俺はライコウを切り捨てたときから、きっと負けが悔しくなくなった。
それで勝てるわけねーだろ。続けられるわけねーだろ。
さっきも言ったようにメジャーな構築を実際に使ってみることは必要なことだ。
だけどそれと同じくらい、執着するキャラクターを自分の中で設定することも必要なんだと思う。
じゃないと仕事をして、家庭を持って、なかなか自分の時間も取れない中でポケモンを続けるって無理だと思う。いや、実際に無理だった。
そして続けてないと、今の時代、ポケモンで勝つことは難しいと思う。
もちろん中にはちょろっと戦って勝てちゃうような天才肌はザラにいるだろう。
でもそうじゃない俺たちは試行錯誤するしかないんだよ。
天才が編み出した構築を使ってその弱点をあぶりだして、自分の相棒に還元できるよう戦い続けて、自分だけの武器を磨いていかないとそういう人たちとは渡り合えない。
8世代。
ライコウはもういない。
だから俺は4世代のころ相棒にしてたウインディをまた相棒にする。
ウインディも初代から、小学校低学年のころから大好きなポケモンだったから。
こいつを相棒にして、ポケモンバトルに執着する。
だからライコウ、しばらくサヨナラだ。
ちゃんと続けて、できれば娘にもポケモン教えて待ってるからな!
最後にこの記事を書いた理由を少し。
医者になり、父親になり、ポケモンと向き合う時間は間違いなく減った。
時間が減ったということは、間違いなく弱くなった。
同じ思いをしてる人はきっといると思う。
だから俺なりに、どうすれば生活が楽になって時間を作れるか、どうすればモチベーションを維持できたか、それを共有したかった。
社会人のみんな、これが俺の答えだよ。
ここまで熱い気持ちになれるポケモンバトル、諦めないでくれ。
学生時代の頃みたいにはやれないけど、俺たちが作ってきたコンテンツを今こそ楽しもうぜ!
学生のみんな、今一番ポケモンやれる時期だぞ。
その時代その時代の環境を作り上げるのは君たちだ。
俺らみたいなオッサンがポケモンやるには君たちの力が必要だ。頼むぞ。
8世代、盛り上げてくぞ!